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「サウスポー」ピンク・レディー(1978年)

あけまして、おめでとうございます。今年もスローペースながらブログを更新していきたいと思っています。気長にお付き合いください。また、本来ピアノの練習日記が中心であるにも関わらず、最近それにあまり触れることができず、今年はもっとピアノについての記事を書こうと思っています。

さて、昨日「TEPPEN」という、芸能人が自分達の特技を競い合う番組を見ました。ジャンルは、ピアノ、剣玉、剣道、腕相撲で、出演している芸能人の知られざる部分が見られて、とても感心しました。その中でもボクの注目はやっぱりピアノでした。挑戦した皆さんはとても技術が高く、それについてはほとんど差がないように思えましたが、勝負の分かれ目はやはり、プレッシャーと緊張でしたね。審査員と観客、カメラがあんなに近くにいて、しかも対戦相手が目の前で聴いている中で弾くなんて、とても普通の雰囲気ではありません。
「サウスポー」ピンク・レディー(1978年)_d0038566_134604.jpgその中でボクが注目したのは、“さゆり”さんという女芸人の方でした。彼女は前回までのチャンピオンでその実力は皆さん分かっていたとは思いますが、ボクはその選曲に驚きました。あのピンク・レディーの「サウスポー」でした。それを弾くと本人の口から聞いたとき、正直「えっ」と思いました。ボクらの世代では、さんざん聴いて馴染みのある曲でしたが、ピアノ・ソロとしてはどうかと思ったのです。でも、演奏を聴き終えた後、彼女の選曲は正解だったように思えました。改めて、この曲のメロディー、コード進行の美しさ、素晴らしさが感じられたのです。ピアノのアレンジも良かったです。その後、YouTubeで原曲を、またWikipediaでその背景をチェックしましたが、ピンク・レディーのパフォーマンス、その時代を反映する詩、メロディー、編曲がピッタリとマッチしていてビックリしました。本当に日本を代表する数少ない素晴らしいパフォーマーですし、また彼女達を支えた偉大な作詞家、作曲家たちを取り込んだ、巨大なプロジェクトだったんだなと気付かされます。

さゆりさんは残念ながら、練習のし過ぎで演奏の序盤で指がつり、最初から弾き直すというアクシデントで初戦敗退となってしまいましたが、勝ち進んで行けば彼女の演奏をもっと聴けたはずなので、次はどんな選曲でどんな演奏をするのか期待がふくらみました。
假屋崎省吾さん以外の皆さんは、Jポップを選曲していましたが、高度な技で勝ち進もうとしたためか、アレンジがとても複雑でゴチャゴチャした感じが否めませんでした。アレンジを自分でしたのかどうかはわかりませんが、ちょっと残念な部分でもあります。

この番組にボクが触発されたのは確かです。そういう人は多いのではないでしょうか?しかし、こういう企画は素晴らしいのですが、ほとんどの決戦の見せ場を番組の最後に持ってくるという特番特有の構成にはうんざりしますね。
最初に書きましたが、今年はもっとピアノに触れて、その他英語の勉強にも力を入れて行きたいと思っています。洋画鑑賞はいちおう英語の勉強だと思っているのですが^^;。今年もよろしくお願いします。
by tara-ex | 2012-01-08 13:56 | ひと休み
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