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Remember the Titans (2000年:米)

映画をあまり観ないボクが、この連休に2本もの映画を観た。
その一本目「タイタンズを忘れない」は、英会話のレッスンのときに、ティーチャーから勧められたアメリカ映画だ。この映画は高校のアメフト部を舞台にした青春物語だけど、実話に基づくものでとても感動的だ。
内容を簡単に説明すると、以下のような感じ。

アメリカで白人と黒人との人種の壁がまだ厚かった頃、ヴァージニア州の2つの高校が統合され、白人と黒人が入り交じるアメフトチーム“タイタンズ”が結成された。そこにヘッドコーチとして迎えられた黒人コーチ。もちろん、最初はチーム内はケンカばかり、しかも先任の白人のヘッドコーチはアシスタントコーチに降格され、雰囲気は最悪。しかし、黒人コーチの手腕が発揮され、チームがどんどん勝ち上がっていくと差別や偏見がなくなり、チームは一致団結していく。しかも、チームは彼らの周囲もどんどん変えていった。そうして、チームは州大会の決勝を迎えようとしていた。しかし、その直前悲劇が……。この続きは実際に見てね。

日本のあのドラマ「スクールウォーズ」に似ていると思った人は多いだろう。
さて感想だが、まずアメフトのルールを全然知らないので楽しめないかなと思っていたが、あまり関係なかった。でも、アメフトは戦術とかが重要で面白いって聞くから、いつかしっかりルールを覚えて観戦してみたい。
そして、あらためて人種問題の壁というか、差別や偏見によって、失われたものが大きいと感じた。映画でもコーチ役のデンゼル・ワシントンが言っていたが、くだらない憎しみや怒りをもっと他のパワーに使うことが大事かと。
アメリカでは現在大統領選挙の予備選挙が行われている。民主党の有力候補オバマ氏、彼がもし大統領となれば、初の黒人の大統領となる。あまり偉いことは言えないが、タイタンズの精神が根付いて、やっとそれが実を結ぶかどうかの見せところではないだろうか。

映画のエンドロールでは、タイタンズの彼らがその後どうしているかが紹介され、皆それぞれの人生を着実に歩んでいて、なんだかホッとした。
by tara-ex | 2008-01-14 21:07 | 音・映像
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