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憂愁のノクターン/フジ子・ヘミング

最近、富士ゼロックスのTVCMでリストの「ラ・カンパアネラ」が流れている。物悲しくて美しい曲。
で、その映像が特徴的。
ピアニスト達がそれぞれ座るピアノには一つの鍵盤しかない。そして、指一本でその一音を奏でると、だんだんと他のピアニストたちが一つの音を重ねていき、最後には数えきれないほどのピアノにより「ラ・カンパアネラ」が完成する(坂本龍一の「+33」を連想するのはボクだけか)。
「個人の“知”が共鳴し合い、新たな“知”が生まれる」というキャッチコピーだが、アレンジもそれらしくてぴったりだ。

これを聴いて、持っていたフジ子・ヘミングのCD「憂愁のノクターン」を引っ張り出した。このCDは、ショパンを聴きたくて以前に買ったものだが、この曲も入っている。
改めて聴くと他にも良い曲ばかり入っていて、演奏も素晴らしい。最近のボクのお気に入りだ。
by tara-ex | 2007-04-04 22:57 | 音・映像
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